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Notebook

Butterfly effect

本日、参議院議員選挙の公示日を迎え、立憲民主党の牧山ひろえ候補のポスターを張ってきました。

開成町の一部を10:30までに終わらせ、その後松田町に移動して、同じく立憲民主党の佐々木ナオミ衆議院議員の秘書と一緒に、松田町のポスター張りも手伝いました。

 

回っていると、別の陣営のポスタークルーと何度も会います。

支援する候補は異なるとも、そこは下請け孫請けとして、炎天下にポスター貼りを行う戦友のようなもの、お互い『暑いですねぇ』から始まり笑顔で激励し合う仲間意識が一瞬だけ生まれます。

 

さて、気になったのは選管から渡される掲示板一覧の表記です。

開成町の事例ですが、掲示板の番号とどこに立っているか、住所と『○○宅前フェンス』みたいな書き方をしてありますが、これが間違っているのが、私の担当でも2つはありました。

○○さんは数年前に亡くなられて、土地は別の所有者のものとなり、新たな新築のうちが立っています。そして掲示板はそこから2軒分ずれた△△さん宅前に立っていました。

また『Oさん宅前』とあっても、身の前がTさんで横はNさん、後ろは水路でその向こうも違うお宅だと、そこであっているのかは、掲示板番号だけが頼りです。

前回の衆院選では、その番号がすべての掲示板から漏れていました。

 

松田町では選管から渡された地図の面積の60%は1件も掲示板の場所が示されない、等高線だけの山が書かれています。当然縮尺が粗く場所がわかりにくいです。

不親切なお役所仕事ここに極まれりです。


全体の60%程度が無駄な松田の地図
全体の60%程度が無駄な松田の地図

そして地図といえば開成町のものも、開成小学校から開成南小学校へつながる道路も存在しない15年程度は前のものと思しきものでした。

町会議員選挙の時はもっと細やかな冊子で見やすかったのですが、県やもっと上から渡されたものなのでしょうか?

 

 確認に行きたいと思います。


 
 
 
  • sumioyamashita2847
  • 6月7日
  • 読了時間: 3分

更新日:6月10日

開成町議会は小学校の模擬議会など議場を活用した授業を受け入れています。

最近も5月30日に開成南小学校、6月4日は開成小学校の6年生、それぞれ3クラスが模擬議会にやってきました。


開成南小学校のPTA広報委員さんも取材に来られました。 ※画像の使用については広報委員さんご本人、学校長、議長の承諾を得ています。
開成南小学校のPTA広報委員さんも取材に来られました。 ※画像の使用については広報委員さんご本人、学校長、議長の承諾を得ています。

両校とも1クラスずつ3回に分けてきます。

午前2組、午後1組で8:45~15:00までかかります。

議場では議員側と執行側(町役場)に分かれて座り、議長から議会に関する説明を受けた後で模擬議会を開催します。

その質疑の中では、道路の「拡幅」「インフラ」「モチベーション」などという言葉が飛び交い、大人は一瞬たじろぐこととなります。

 

6月4日の開成小の時は、あらかじめ送られてきた質問がスクリーンに表示され、一つの回答が示されていましたが、我々見学の議員も実際に答えることとなりました。

その中に『議員の仕事は好きですか』『議員をやっていて楽しいことは』

という質問もありました。

好きかどうかはあまり考えたことがなかったけれど、議員の仕事をいやだと思ったことはないので、好きなのでしょうと答えました。

「楽しい」の方は、委員会で1期目の議員の新鮮な視点に、ベテラン議員の経験値で肉付けして進んでいくときに、一人では味わえないチームで仕事をする意義を感じ、それが楽しいに近い感覚だということを、平易な言葉で伝えました。

あまりネガティブな答えや、考えたこともないと答えては身も蓋もありませんので、こうした答えとなりましたが、本当は困惑しました。

実際には私自身、議員の仕事を「好き嫌い」でやっているわけではありませんし、「楽しい」と感じたことはただの一度もないのです。

 

自分の持っている知識と経験を町のために生かしたいと思っていますが、その経験値を議員全員が共有したり理解してくれているわけではないので、絶対にこのやり方が効率的なんだけどと思っても、その方向にもっていけないことも多々ありフラストレーションは溜まります。しかし、そこは使命感でやっています。

私は民間企業10社に勤務した経験があります。部門の立ち上げやターンアラウンド、新規プロジェクトのメンバーとして呼ばれました。

一つが終わると、ここでの仕事は終わったなと思い次のチェレンジに向かいました。

しかし、自分がなりたいと思っても票を入れてくれる人がいないとなれないのが議員です当然辞める時も途中で嫌になったから辞める、飽きたから辞めるというわけにはいきません。

そんな立場ですから好き嫌いの感情を持つことはありません。

また、やりがいは感じますが、楽しいと思ったことは本当にただの一度もありません。

当日見学されていた他の議員の中には嬉々として楽しさを語る方もいらっしゃいましたが、子ども達に夢を持たせるための気遣いなのか、本当にそう感じてらっしゃるのかはわかりかねます。


でも、火事を消している消防士だとか脳外科の手術を主に行うお医者さんなど、メインの仕事中に「楽しいと感じることのない仕事」は世の中にいくつもあると思います。

私は議員もそんな仕事の一つだと思っています。

 

 

 
 
 

7月には参議院議員選挙が行われます。

また我々地方議員にも応援依頼、下請けの仕事が回ってきます。

衆議員議員選挙で、神奈川17区の、特に無所属の女性議員を中信とした地方議員は立憲民主党の新人、佐々木ナオミさんを応援して、惜敗率96.37%で比例当選に導きました。

しかし、今回の参院選では、そこまでの団結は見られません。

 

自身の主義主張、政治信条に照らして応援することに何の躊躇いも要りません。

しかし…と私は思うのです。

我々は基礎自治体の議員として活動していく中で、どうしても県や国が変わってくれないと、国会で決めてくれないと実現できないことがあります。

選挙応援をして辛苦をともにした国会議員にはそうした話を聞いてもらう、実現にむけて動いてもらうという反対給付を期待してもバチは当たらないだろうと思います。

ただ、それも相手が国会議員であればこそです。

いくら個人が素晴らしくて、思い重なるところが多くても、社会の趨勢、所属する党の勢い、本人の過去の戦績を冷静に分析すれば、何とかなるのか、とっくに旬を過ぎているのかは判断がつきます。

そうであれば、そこは見限り、当選の可能性があり国会議員となって自身の役に立ってくれそうな方応援をすることが、選挙民の幸福に資することとなります。

 

一般市民なら手弁当で好きな候補の応援にいくのもいいでしょう。

しかし、我々地方議員は何を実現するために、誰を応援するのか…嫌いな人を応援しろとまでは言いませんが、計算のうえに立った応援をすべきだと思っています。

 

 
 
 

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