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参政党の躍進は右傾化ではないかもしれない、という朗報(?)

  • sumioyamashita2847
  • 14 分前
  • 読了時間: 3分

 

参院選ではご存じの通り参政党が躍進しました。

我々リベラルは(一部の人は私を「革命左派」に近いのではないかと言いいますが…)は、大いなる危機感を持ったところです。

何より憲法草案がいきなり「第一章 天皇」「第二章 国家」となっており、まるで戦前のようです。私はこれだけでも『なに言ってんの(う)、いやなこった(か)』と思います。

主権在民ではなくて、国家に主権があるそうで気分悪くなりそうで読んでません。

元湯河原町議の土屋ゆきこさんは実際に読んでみて、『あれするなこれするなと、こうるさい親のよう』と評されました。

個人の人権を抑えようとするわけですから、そうなるのも無理からぬところでしょう。

しかも選挙終盤叩かれまくった「日本人ファースト」です。

ここが票をとったということは相当に右傾化した国民が多いのかと暗澹たる気持ちになります。

そして、一般に保守層の自民党から離れた票が参政党に行ったと思われており、そう思うとかなり極端に右によって来たのかと心配になります。


ところが作家で評論家の 古谷 経衡 氏は、保守王国の群馬選挙区で当選した自民党候補に参政党の新人がかなり迫った。自民が強いところで、参政党に投票したのはどんな人か? ANNと朝日新聞の出口調査によると、一番多かったのは国民民主党とれいわ新選組の支持層で、両方とも6割弱だ、と分析/考察されています。

れいわ新選組はどちらかというと左派で、護憲派、個人の権利擁護を訴える政党であり、参政党とは真逆、親和性は低いのではないのかと思います。

 ところが、参政党に投票した人の多くがそうしたいわゆるイデオロギーに共感して投票したわけではないようです。

古屋氏は参政党の躍進を支えたのは無党派層ではなく「無関心層」だと言います。

朝日新聞と読売新聞が対局の位置にあることも知らなければ、与野党の区別すら怪しく各政党の首長や、アベノミクスの負の遺産で円安となりエネルギーも高騰しすべての物価上昇につながっているなどということを全く知らない。選挙にも40歳、50歳になっても行ったことがなかった、こんな人たちが多く投票したのが参政党だというのです。


今この時点においてさえ政治に関心はなく、単に生活の窮状を何とかしたいと思ったときにSNSや動画で参政党の主張が入ってきた。裏付けをとらない、整合性を考えないので一見よさげな主張を繰り広げる、特に消費税の段階的廃止がれいわ新選組の主張と通ずるものがあり、そこに価値を見出す人が、今メディアに取り上げられることも多く、波に乗っている参政党にれいわから乗り換えたというのが真相のようです。

つまり「日本人ファースト」「外国人排斥」「君主主権」などということで投票したわけではなさそうです。


この部分を私は強くアピールしたい!


なぜならこの理解が進めば、自民党の中で高市早苗を次の総理に担ごうという層の勢いを削げると考えるからです。

同時に子どものころからの主権者教育をしっかりやっていかないと、政党や政策の本質を理解する、財源等の裏付けを考えることさえしない大人が増えてしまいます。

 
 
 

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