宇宙水道局
- sumioyamashita2847
- 7月19日
- 読了時間: 2分
7月18日、参院選の応援の間隙を縫って「自治体総合フェア2025」に行ってきました。
セミナーを2本ばかり受講したりブースを回ったりしましたが、最も印象に残ったのが、この「宇宙水道局」でした。
(株)天地人が提供する水道管の管路更新を支援するシステムです。 https://tenchijin.co.jp/?hl=ja
(株)天地人は昨年の同フェアで『「子育て」「働く」から考える“選ばれる”まちづくり』というセミナーに同社を含めトリプルワークしている女性が登壇されたので、記憶にありました。
そしてこの宇宙水道局ですが、人工衛星から送られてくる地表表面温度、地盤変動、降水量、土地の利用状況の他、提供してもらった管路図、管の素材、敷設年数などのデータから水道管のリスクの高いところを判定してくれるシステムです。
更に医療機関や学校などの重要給水施設に繋がる管路を優先するような設定も可能とのこと。
今各地で老朽化した水道管の破損や、耐震管への更新工事が自治体の課題となっています。
主要水道管の耐震適合率は県内でも差が大きく、三浦市は97.4%完了していますが、真鶴町は2.1%(いずれも2024年6月時点)と大きな差があります。
真鶴町は、財政面の厳しさから計画的に更新作業ができず、耐震化が進まないとの報道もありました。
こうしたシステムがあれば科学的に優先順位を決められますし、議会に対してもエビデンスを伴った説明が可能です。
真鶴町の小林町長、いかがですか?


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