地方議員の国政応援は、「推し活」であってはならない
- sumioyamashita2847
- 5 日前
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7月には参議院議員選挙が行われます。
また我々地方議員にも応援依頼、下請けの仕事が回ってきます。
衆議員議員選挙で、神奈川17区の、特に無所属の女性議員を中信とした地方議員は立憲民主党の新人、佐々木ナオミさんを応援して、惜敗率96.37%で比例当選に導きました。
しかし、今回の参院選では、そこまでの団結は見られません。
自身の主義主張、政治信条に照らして応援することに何の躊躇いも要りません。
しかし…と私は思うのです。
我々は基礎自治体の議員として活動していく中で、どうしても県や国が変わってくれないと、国会で決めてくれないと実現できないことがあります。
選挙応援をして辛苦をともにした国会議員にはそうした話を聞いてもらう、実現にむけて動いてもらうという反対給付を期待してもバチは当たらないだろうと思います。
ただ、それも相手が国会議員であればこそです。
いくら個人が素晴らしくて、思い重なるところが多くても、社会の趨勢、所属する党の勢い、本人の過去の戦績を冷静に分析すれば、何とかなるのか、とっくに旬を過ぎているのかは判断がつきます。
そうであれば、そこは見限り、当選の可能性があり国会議員となって自身の役に立ってくれそうな方応援をすることが、選挙民の幸福に資することとなります。
一般市民なら手弁当で好きな候補の応援にいくのもいいでしょう。
しかし、我々地方議員は何を実現するために、誰を応援するのか…嫌いな人を応援しろとまでは言いませんが、計算のうえに立った応援をすべきだと思っています。
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