アンゲラ・メルケルと化粧品のCMと集会のタイトル
- sumioyamashita2847
- 2023年2月7日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年2月8日
統一ドイツの首相アンゲラ・メルケルは、自らの退任式に演奏される曲としてニナ・ハーゲンの「カラーフィルムを忘れたのね」を選びました。
この曲は彼氏と旅行に行った女性が、彼がカラーフィルムを忘れたために思い出の写真が全て白黒になってしまったことを嘆く内容です。
しかしその実、社会主義東ドイツでの抑圧された暮らしをモノクロの世界として揶揄した歌詞として知られています。
これで思いだしたのはKANEBOが「I HOPE」というキャッチコピーで展開した2020年1月から流れたCMです。
年齢も人種も異なる女性達が自らの胸に秘めた思いを各々語ります。
画面はモノクロで、音楽はなく女性たちのセリフのみ。
しかし、次の瞬間 画面には “唇よ、熱く『希望』を語れ。”の文字が映し出され、アカペラの「唇よ、熱く君を語れ」が流れます。 https://youtu.be/Ws9qQe_6csA
自らの口で自分自身を、自らの思い、希望を語れと。
このCMはカネボウ化粧品自身のリメイクです。
オリジナルは80年でした。
70年代はウーマンリブが盛んになり、女性の『強さ』が社会変革を牽引した時代でした。
そんな激動の70年代を経て迎えた新しい時代。
カネボウ化粧品は1980年代を『女性の時代』と宣言し、80年代を生きる女性に向けた新ブランド『レディ80』を発表しました。 https://youtu.be/-M273GRbOnM
そのキャッチコピーだったのが「唇よ、熱く君を語れ。」でした。
3歩下がって・・・なんてまっぴらゴメン、自分自身の思いを自らの口でしっかりと語り
自己主張して生きよう! という女性の背中を押す意図もあったと思います。
渡辺真知子さんの歌う同タイトルのCMソングを記憶されている方も少なくないでしょう。 https://youtu.be/dZAtlgZ0970
私の思いを伝える集会のタイトルを「唇よ、熱くすみお語れ。」としました。

元ネタがわかる方には『ダジャレかよ(笑)』といわれます。
もちろん音感がいいので語呂合わせしました。
しかし、それだけではありません。
この閉塞感に満ちた時代に
『山下のやりたいことを実現したら明るい明日が来る気がする、ここはあいつの思いにのっかって、一発賭けてみるか!』
と思ってもらいたい、少しは明るい夢を見てもらいたいとの思いです。
大ボラかもしれません。
稀代のペテン師かも(そんなに頭よくないかな・・・)
でもみなさんの思いが、山下一人でできないことを成し遂げさせると思います。
やりたいこと、実現したいことを口にして、周りを巻き込んで現実にしていきましょう!
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