12人中9位で当選しました。
- sumioyamashita2847
- 2023年4月26日
- 読了時間: 2分
当選はしましたが、結果がわかった当初はもう少し票が欲しかった、半分より上で当選したかったというのが本音でした。
しかし、数名の方からの声や、メールをくれた友人のおかげでこんなものだと納得しました。
ちょっとクルマに例えます。
多くの候補者のみなさんの主張は 『新コンパクトミニバン、トールデザインで中は広々、両側スライドドアでお年寄りもお子さんも乗り降り楽楽。自動車庫入れアシストもついて200万円を切る198万円!」 みたいな内容です。
高齢者にもお子さんにも優しく、価格も手頃であることがわかります。

それに対して私の主張は
「クルマの基本性能である走る・曲がる・止めるを徹底的に見直しました。ボディの剛性感を高める最新アーキテクトを採用し、ブレーキは4輪ともにベンチレーテッドディスクを採用。エンジンは新開発の直噴ダウンサイジングターボでパワーだけでなく燃費にも貢献。ドライバーとクルマのインターフェイスであるシートはエルゴノミック理論に基づいて設計されており、長距離移動の疲労を軽減します。小さな高級セダンにふさわしい本革使用も用意して価格は450万円~」みたいなものです。

シャシーの構造を見直すのは莫大な時間とコストがかかりますが、捩じり剛性・曲げ剛性が何%アップといっても多くの人には響きません。 評論家や「通」には受けても販売実績は先のミニバンには及びません。 分析すればそうそう上位当選できる主張でないことは明白ですが、やはり開票の時はもう少し上に・・・と思いました。 それでも今納得しているのは、声をかけてくれた友人たちのポイントが同じだったこと。
それは
「若い人に議員に挑戦してもらうために議員報酬アップを訴え、更にそれが達成できたら自分はそこで退くというところが山下らしい」というものでした。
選挙公報では少し丸めた表現にしたのでそこだけが反省点ですが、短い選挙公報だとどこまで伝わるかわからない部分もありました。
それでもビラや演説でははっきりと主張しました。
それでも当選はしました。
票をくださったみなさんのおかげです。 そこには誇りを持たなくては逆に申し訳ないと今は思っています。
友人の清水さんが一人だけ、文字通り桁違いの得票数でした。
彼女がファーストクラスに乗って行った議会に、私はエコノミークラスで行きました。
でも同じ時間に同じ空港についたのです、落ちることなく。
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