開成町議会の現在地2 ~慣例or因習~
- sumioyamashita2847
- 2024年2月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年3月1日
開成町議会は、近隣でもタブレットの導入は早い方でした。
このおかげで、重い紙の資料を持って歩く必要もなく、タブレットさえ持っていれば、いつでもどこでも資料が開けます。
それに、会議中にわからない言葉や調べたいことが出てきた時にすぐに検索をかけて理解することができます。
同じことはスマートフォンでもできますが、会議中にスマートフォンで調べ物をしていると遊んでいるように見られてしまう、という声もあります。
ただ、タブレットはマルチタスクができないのと(これ圧倒的に不便です)、使っている機材がiPadなのでOSがWindowsではないところでの不都合はあります。(画像がPCにBluetoothで送れないなど)
このタブレットの使い方をさらに進めていく、あるいは地方自治法の改正に合わせてONLINE会議なども可能にしていくためのICT特別委員会を発足させることになりました。
そこで、私は委員長に立候補しましたが、慣例で特別委員会の委員長は副議長だということで、なれませんでした。
慣例は成文法ではなく、あくまで慣例なので立候補したのですが、見事に一蹴されました。
会社にいるときには、社内ネットワークのワークフローシステムが立ち上がった次期だったり、ONLINE会議システムやチャットでのやり取りを構築するときに事業所内のOA推進リーダーみたいな役割を振られていたので、経験があります。 そこをアピールして副委員長にも手を挙げたのですが、行政との調整が必要だということで2期目の方になりました。
そこが大事だというなら、12年目の方もいらっしゃるのですが・・・。

委員会の要綱には、委員会の構成要件として議長を除いた11名の議員で構成する、委員長と副委員長を置くとあり、副委員長の人数には言及してありません。
そこで私は、副委員長を2名にして、委員長とトロイカ体制で案を練り、それを委員会にかける体制を提案しました。
ベテランの副議長が規約まわりを、タブレットの使い方に長けた副委員長がテクニカルな部分を担うとなると、ふたりの関係は補完です。そうであれば、私案が更に深まっていくことなく全員での委員会に掛る可能性があり、3人で検討したものを俎上に挙げた方が効率的だとの判断からです。
これも想定になかったなどの理由で、却下となりました。
議案はタブレットのアプリ内のフォルダに飛んできますので、事前に見ることができます。それを見てICTの特別委員会を立ち上げるなら、どうするのが効率的か事前に考えた結果、今回のような提案をしました。
想定になかったというのはそこまで事前に考えていなかったことに他なりません。
だったら事前に検討してきた人間がその委員会を回すのがふさわしいはずですが、そうした意思決定は行われませんでした。
もちろん、委員長でも副委員長でもないけど、経験を活かして助言しろと言われれば、委員会の中で1/11の委員として発言します。
しかし、事前の打ち合わせや情報提供は一切お断りします。それをやりたかったら副委員長を二人にすればよかったのに、それを選択しなかったということは、そういうことでしょう。
別に肩書が欲しいのではなく、体制を決める=運営の在り方を決めるということです。
変にインフォーマルリーダーがいると意思決定の過程が不鮮明で責任の所在もはっきりしないし、意思決定に時間を要します。
そういうことはもうやめませんかというのが、今回の主旨でした。
議会改革という言葉はよく聞かれますが、因習にからめとられたままです。
あ、TOKYO MX TVで現在放送中の「牙狼」が好きな理由が分かりました!
因果を断ち切るのが魔界騎士 牙狼ですから(笑)。 https://s.mxtv.jp/anime/garo-hagane/
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