議会見聞録 その7
- sumioyamashita2847
- 2023年8月3日
- 読了時間: 2分
開成町議会は通年議会であり、定例の会議以外に随時会議を開催するということは以前書きました。(議会見聞録 その6)
7月は19日に続いて31日も随時会議が開催されました。
19日の会議前に町から打診があり、月に2回、それも10日前ということで既に予定が入っている同僚議員もおり、議会としてもそこまでの緊急性があるのか?など確認はしましたが、どうしてもここでやってしまわないと年度内の予算の執行が難しいということで開催が決まりました。
内容は町民センターの空調の修繕のためのものです。(7月19日は福祉会館の空調でした)
「地域脱炭素・再エネ推進交付金」という補助金を使うためには、当初予算に組み込むことができず補正で上がってくることになったものです。
総額232,166千円・・・と書くとわかりにくいですね、2億3,216万6千円です。
内訳は開成町議会HPの「審議結果」にも掲載されていますが、
地域脱炭素・再エネ推進交付金が4千6百21,000円、地方債の起債が1億2700万、その他 は基金や一般財源からの繰り入れで賄われます。

「地方債の起債」とは財務省のHPによると『地方公共団体が財政上必要とする資金を外部から調達することによって負担する債務で、その履行が一会計年度を超えて行われるものをいいます。地方債は原則として、公営企業(交通、ガス、水道など)の経費や建設事業費の財源を調達する場合等、地方財政法第5条各号に掲げる場合においてのみ発行できることとなっています。』となっています。
計算すると1億8千万からの資金を借金と税金で賄うことを承認するわけです。
会議自体は1時間以内ですが、資料は事前にタブレットに飛んできますので、各議員しっかりと読み込んで臨んでいます。
新人の私は「地方債の起債」の意味は字を見ればわかりますが、「地方財政法第5条で規定されている」ことや、「会計年度を超えて行われるもの」ということは調べて初めて知りました。
会計年度を超えての意味は、未来の住民も含めた負担の平準化のためということも今回改めて理解しました。
議員生活4か月目、まだまだ勉強です。
あ、私は無所属でしかもフランスに行ったりしませんが、政党交付金が税金であることくらいは知っています。
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