議会見聞録その8 町村議会広報クリニック
- sumioyamashita2847
- 2023年8月27日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年9月2日
議会では委員会単位などで研修があり、自治体が町村の場合、全国町村議会議長会が主催するものと神奈川県の町村議会議長会のものがあります。

8月25日に全国町村議会議長会主催の「公報クリニック」を受講しました。
参加したのは広報分科会の6名と議長、それに事務局員1名で、役場に集合して運転を委託したワンボックスカーで向かいました。
場所は全国町村議員会館で、東京の半蔵門にあります。
講師はグラフィックデザイナーの長岡 光弘 氏。
実際の各自治体の広報誌を例にいいところ、改善が必要なところを具体的に指摘する形で進みました。
10誌もあるとかなりなボリュームですが、それだけに様々な事例も多くたいへんわかりやすいものでした。
受講後、私はかなり暗い気持ちになりました。
開成町議会の「ギカイだより」の欠点が明確になり、それが根源的な部分に起因するためです。
実例とされた10誌のページ数は最多が24ページでこれが3誌、最少は12ページ構成で、平均は20ページでした。
しかし開成町のギカイだよりは8ページしかありません。(すべてA4換算)
タブロイドにした経緯はともかくとして圧倒的に情報量が不足しています。
元々「ギカイだより」に関しては、以下のような点が疑問でした。
①速報性もないのに記事の内容が浅い
②HPとのメディアミックスが不完全
③紙面がゴチャゴチャして読み辛い
今回講師の話の中で、「HPとの連動があったとしても紙媒体だけで完結するだけの情報は必要」とのアドバイスがありました。
現在の開成町の「ギカイだより」はそこが欠けている部分があります。
早急にタブロイドの形を変えるか、もしくは複数ページにわたる朝日新聞の別刷り時代の「GLOBE」のようなかたちにして十分な情報量を確保することが急務です。
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