草鞋を一足脱ぎました
- sumioyamashita2847
- 2023年9月1日
- 読了時間: 2分
二足の草鞋はフラストレーション
4月の選挙で当選して以来、町議会議員と以前勤めていた会社での業務と、二足の草鞋を履いていました。
しかし、この度一足脱ぎました。
会社はいったん3月で退職して、4月から業務委託契約でフルタイムではなかったのですが、その業務委託契約を8月いっぱいで終了し、当面の間、町議会議員の仕事に専念します。
理由としては、やはり他の仕事をやりながらですと議員の仕事に支障があるからです。
現時点で何らかの具体的な支障があったわけではありません。
しかし、当選当初にいろいろな役を決めるときも、業務日程を考えると、議会で縛られる日程が最低限になるような消極的な選択しかできませんでした。
そうしてスタートした中で、同僚議員、特に同期の新人議員が議会としての研修に参加したことをSNSで報告しているのを見て、えっ自分のところには連絡が来ていない?と思い、よく読むと委員長・副委員長対象の研修だったことがあります。
こういう時にある種の焦りを感じました。
また通勤がクルマで片道2時間という遠隔地であったことも一つの要因です。
帰宅してからは目の疲れなどもあり、どうしても議員として仕事や勉強をする気力がわきません。
こういうことが重なると自分の思うような議員活動ができていない、同時に仕事も限定的にしかできないことでフラストレーションがたまり、早晩決断をしないといけないと思っていました。
そこで一般質問や決算承認で議会日程を大きく取られる9月を前に、民間の仕事を辞める決心をしました。
名刺も1種類のみになります。

しばらくは194,500円・・・尊敬するケン・オクヤマと同じ境遇(笑)
これでしばらくは議員報酬のみが収入となります。
議員報酬は秘密でもなんでもなく月額税込み260,000万円、私の場合はここから住民税を引いてもらっているので、手取り194,500円です。
私の尊敬する工業デザイナーにケン・オクヤマこと奥山 清行 氏がいます。
彼はフェラーリやマセラティーのデザインをした日本人として知られています。そんな奥山氏は、数千万円の年収を得ていたGM(ジェネラル・モータース)の先進デザイン部門の責任者から、クルマのデザインを専門にするイタリアの会社のデザイナーに転身し、月収19万円となりました。それでもスポーツカーのデザインができるなら、自己投資と考え、足りない分は副業でしのいだそうです。
私もいずれ副業は始めるかもしれませんが、当面は議員活動に専念し、研鑽を積みたいと思います。
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