石丸市長登場!
- sumioyamashita2847
- 2024年1月25日
- 読了時間: 3分
昨日(1月21日)、地域政党サミット㏌湯河原を手伝って来ました。
話題の安芸高田市 石丸市長がリモートとはいえ登壇してくださるというのはたいへん画期的なことです。

石丸市長は現実をしっかりと突き付けます。
2050年くらいに日本の人口は現在より20%減少して1億人を割り込む。
その時今と同じ社会は続かない、ありとあらゆるものが持続可能ではない。
具体的に言えば年金をはじめとした社会保障制度はもたない。
今でも年金が減ったとの声も多いが、現状年金をもらえている方々は例外的に
幸せな時代を生きている。
インフラとハコモノをどうにかしないといけないが、インフラの整備は更新せざるを得ないので、ハコモノは廃止するしかない。安芸高田市も2025年までの37%のハコモノを先減していく。
しかし、議会が覚悟を持って止めればハコモノを廃止することもできる。
自治体は既に厳しい、議会が機能しないと第2、第3の夕張が出てくる。
二元代表制を例えるときに、首長と議会は両輪という例えをされるが、これは間違い!
実際の機能はアクセルとブレーキだ、執行側がアクセルを緩めないなら議会はブレーキを掛けなければいけない。
私もひとつ質問をしました。
アクセルとブレーキ、自ら政党をつくることはないという発言を聞いていると、一般に言われる「ねじれ」こそが二元代表制のあるべき姿と思われていますか?
石丸市長は『ねじれを推奨しようとは思っていないが、首長与党は危うい状況、メディアも変に礼賛しているのは危険だと思う。ではなんでそれをやるかというと楽だから。』と答えられました。
面白い質問もありました。
アクセルとブレーキの例えでいくと、安芸高田市議会はブレーキが壊れ気味だと思うが、議会でのやり取りを見ていると、それを直そうとしているのか、交換したいのかどっちですか? というもので、質問者は清川村の小林議員でした。
石丸市長は『直せるものは直す、直らないものは換えるしかない。大事なのは、政治改革は国民の意識改革でしかない。ブレーキをだましだまし使うのは危ない。』
と回答されました。
安芸高田市長ではもったいないので、もっと大きなステージに立つ気はないのかという質問もでました。
石丸市長は、謙遜気味に『自分はそんなに崇高な考えでやっているわけではなく、ただ自分より下の世代があまりに不憫なので、仕方なくやっている、まあ今後のことはこれから検討しますかねぇ』という感じでした。
石丸市長の使命感は、せっかく親の世代が、第二次大戦後の日本を子ども達を幸せにしたいと頑張って豊かな国にしてきたのだから、順送りで下の世代のためにやっているということのようです。
政治改革は国民の意識改革しかない・・・ 政治家がダメだといっても、それを選んでいる国民の意識が変わらないとだめだということです。 一方で国民の意識を変えてくれるような政治家の登場も必要です・・・と他人事のように言わないで自分でやらないといけませんね!
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