火葬のスイッチを押したことがありますか?
- sumioyamashita2847
- 2024年4月8日
- 読了時間: 2分
火葬場の点火スイッチを押したことがありますか?
私は3回押したことがあります。
実家の天草地方は火葬の際、身内が天下スイッチを押すのです。
3月24日に母が亡くなりました。
細菌性の感染症を起こしたのですが、抗生物質を口に入れても飲み込まなくなり、点滴対応のために入院していました。
4:58に病院の看護師から電話があり、これから医師に確認してもらいますが、もう心臓も止まっているとのことで、5:00に臨終となりました。
葬儀の準備は弟にさせて翌日家族と一緒に帰省したかったのですが、弟もここ数年体調壊していることもあり、電話で指示しても埒が明かず、急遽その日のうちに行くことに決めたのが6:30でした。
まずはレンタカーを押さえましたが、春休みの日曜日で熊本市全域で検索しても1台しか上がってこず、割高でしたがそのプリウスを押さえました。
そこから熊本駅までの新幹線を抑え、10:07小田原発のひかりに乗りました。
翌日準備を行い、数年間使ってなかった部屋を片付け、26日は熊本駅まで片道120キロ家族を迎えに行き、18:00から通夜、27日は告別式から火葬、納骨迄一気に済ませました。

火葬の点火スイッチは、今回弟と一緒に押しました。
天草では当たり前の光景ですが、他所から来た親戚には驚かれます。
28日はまた家族を熊本駅まで送り、私は実家に戻っていろいろと役場に行ったり片付けたり。
結局4月2日まで実家に居て、実家と熊本駅の間は4往復、ずいぶん効率の悪い滞在でした。やはり離れていると、何かと大変です。
母の棺には、花を入れただけでなにも入れるものは準備できませんでしたが、葬儀が終わって片づけをしているときにいくつか、これを入れてあげればよかったと思うものが出てきました。
親が高齢になった段階で、事前の準備が必要です。
戸籍の届けは終わりましたが、金融機関等の処理がまだ残っています。
四十九日でまた帰った時に済ませます。
ただ、今年の3月1日から戸籍謄本の広域交付制度がはじまり、本籍地以外の市区町村役場の窓口でも戸籍謄本、除籍謄本を請求できるようになりました。
これまでは、相続のために生まれてから亡くなるまでのすべての戸籍を取るのがたいへんという話もよく聞きましたが、これからはそうしたことは解消されます。
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