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我々は練習台ではない!

  • sumioyamashita2847
  • 2023年3月8日
  • 読了時間: 4分

開成町議会議員選挙の立候補予定者説明会に参加してきました。

定数12に対して、私を含めて13名の参加がありました。


その日は晴れていても寒かったのでダウンを着ていきましたが、皆さんスーツ姿。

おや?っと思っていると、なんとメディアの写真撮影が・・・なるほどね。

でも説明会にスーツ着ていくメンタリティは私にはありません(笑)。


ただ内心はしっかりと聴いてわからないことはこの場で解消していくつもりで外見とは別に気合が入っていました。むしろ寒さとか、ネクタイによる首残りを気にしないでしっかり聴けるようにという服装選びでした。


しかしその説明会は説明の練習会かと思うようなものでした。


町役場からの説明は主に若いスタッフH氏とベテランスタッフO氏のペアで行われましたが、立候補予定者説明会の練習会なのかと思えるほど残念なものでした。


H氏が7番の資料という場面がありましたが資料に番号はありません。

本来多くの資料があるときは資料番号を振るのが一般的だと思いますが。

そして進め方はと言えばひたすら資料に目を落とし、当該箇所を早口で音読するのみ。

ついに『ちゃんとやれっ』というヤジが飛びました。

私も正直イラっとしましたが、そこに意識が行くと内容が入ってこなくなるので、いつもなら気にする進め方に関する思いを頭の隅に追いやり内容に集中しました。

本来なら、座ったままではなく立ってどの資料かわかるように上に掲げ、参加者が探し当てたか確認してから内容の説明を入るべきでしたね。 説明の途中でも参加者の様子を見ながらページを探し当てていない人がいないか等に注意しながら進めるべきです。

ただこれは役人の説明ではありがちで、ビッグサイトなどでの展示会のなかで開催される省庁の担当者でもこうした進め方が多いです。役人あるあるとでもいうのでしょうか?


資料の内容にも呆れたことがありました。

選挙公報は今回からデータ入稿を受け付けるとありましたが、指示内容に制作アプリケーションであるAdobe Illustratorのバージョン指定がありました。友人のデザイナーによると「こんな古いのだれも使っていない」というもので、しかもPDF入稿が支持されていました。PDFならバージョン関係ないだろうと思うのですが・・・。

そして最もびっくりしたのはデータを入れたCD-ROMを提出するようにとの指示です。せっかくデータ入稿認めるのにWEBでの入稿を認めない!


開成町は令和2年3月にゼロカーボンシティを表明しています。

ゼロカーボンシティについて町のHPには以下のようにあります。

『地球温暖化対策の推進に関する法律では、都道府県及び市町村は、その区域の自然的社会的条件に応じて、温室効果ガスの排出の抑制等のための総合的かつ計画的な施策を策定し、及び実施するように努めるものとするとされています。

 ゼロカーボンシティとは、脱炭素社会に向けて、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロに取り組むものです。

  ※排出実質ゼロ:CO2などの温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と、森林等の吸収源による除去量との間の均衡を達成すること』



データをCDに焼いて持っていくにはプラケースに入れる必要があります。プラスティック製品は製造時にも廃棄時にもCO2が発生します。またクルマで提出に行くとそこでもCO2が発生します。本気でゼロカーボンシティを目指すならデータのままWEBでの入稿を進めるべきです。それならPCからPCへインターネットで送るだけ、提出に関する直接的なCO2の発生はありません。役場が開いていない時間でも入稿作業が完了します。

ゼロカーボンシティの表明がいかに形だけ、内容が伴っていないかが分かりました。


私は説明会を通じて4つの質問をしました。

そのうちに1つはその場で解答がもらえず、後日ということでしたが、翌日すぐに電話で解答がありました。そうした対応は悪くないので、それなりに一生懸命やられているのだろうと思いますし、4年に一回のことなので仕方ないのかもしれません。

しかし当日の参加者はそれなりに期するものがあって説明会に臨んでいます。


そんな我々はスタッフのプレゼンの練習台ではありません。


ベテランのO氏はわかりやすく説明できていたのですから、そのレベルに近いところまでできるようにトレーニングしてから臨むべきです。

 
 
 

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