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問題は終わり方

  • sumioyamashita2847
  • 4月11日
  • 読了時間: 2分

社会福祉協議会がデイサービス事業を休止しすることになり、我々利用者の家族は振り回されました。

開成町の社会福祉協議会がデイサービス事業を開始したのは1995年とのこと。介護保険制度の施行に先立ってスタートしています。

民営の施設が充実するまでに担った役割が大きいことは容易に想像できます。

また利用者には社会福祉協議会だからという安心感もあったことでしょう。

ただ、現在は開成町だけでも(デイサービスに限定しなければ)介護関係のサービスを提供する事業所は40近くあるとのことで、今回の決定は社会福祉協議会としてデイサービスを終了する時期に来たとのだと受け止めています。

ただ、その終わり方が問題です。

封書で通知が来て、その1か月半後にいきなり休止は、不親切に感じます。

休止の理由として、利用者の減少とありました。

もっと詳しくは介護度の高い利用者の減少で、要介護3と4の利用者は令和5年度は合計で延べ477名でしたが、令和6年度は利用者は5月以降ゼロでした。

介護度の高い人が利用しなければ、収益も低くなります。一方で、就労者の給与に関しての水準と決済の自由度は低く、デイサービス事業に従事していたスタッフの民間移行も進んでおり、人手不足も休止に至る要因の一つです。

そしてこのスタッフの方々も、4月末をもって解雇となります。

民間に比して安い賃金でも最後までの残っていたスタッフを、バッサリ解雇は日本人の感情には沿わないやり方です。(米国企業においてはレイオフという言葉は比較的よく聞きますが)

せめて3か月から半年程度の猶予期間をもってソフトランディングさせることはできなかったのかという思いが募ります。

ただこの時点で運営側の話は聞いていないので、そのあたりもしっかり取材をしたうえで、続報としたいと思います。

 
 
 

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