傍聴のすすめ~その差歴然の一般質問 その姿YouTubeで流れますよ~
- sumioyamashita2847
- 2023年3月12日
- 読了時間: 2分
3月7日に開成町議会を傍聴してきました。
今回の一般質問は議長を除いた10名中8名の議員が行う予定で、そのうちの6名が7日でした。
時間的なものもありそのうちの5名分傍聴しました。
能力の差、と言ってしまえば身も蓋もありませんね・・・
下準備の差、臨む姿勢の差が歴然です。
2人の方を翌8日に残しているので、全員の比較はできませんが、少なくとも7日に傍聴した5名の中ではベストは医療関係の費用の助成について質問された方です。
評価した点は、 ①目的が明確で心から成し遂げたいという意志が感じられる
②事例に関して出典というか出所(どこに在住している何歳代の方、何県のなんという自治 体が何をしているか)などが明らか
③町から引き出したい回答のイメージが明確で、しっかりと「いつ」「何を」実施するかの
言質を取っている
特に③の販売や契約で言う「クロージング」ができるかどうかが大切です。
一般質問に立つのは、知らないことを訊くためではなく、質問をしながらその回答の中で、自治体からいつ何をやるかを引き出す、約束させることが目的の一つです。
この時は令和5年度の予算編成は終わっているが、必要なら補正予算に組み込む健闘をすると、町から言質を取りました。
一方で、これはダメだと思ったのは、ひとり親に関する支援についての質問でした。
最初に町からは、ひとり親家庭と限定してはいない。両親がいても困っている家庭はあるはずなので、そういう切り口で支援を実施するというのが町の考えだと回答されました。
通告の後に、町と何度かやり取りしていればこの後ちぐはぐになることもなかったと思いますが、この後はグダグダで、準備不足を露呈しました。
とにかく独り言のようにはっきりしないことを話し続け、挙句に議長から、「議員、質問をしてください」と2度注意されていました。
聴いていて思ったのは、本当に困窮している家庭への助成が必要だと思っていないなということでした。
明確に引き出したい回答のイメージがされているとは思えませんでした。
例題も、私がちょっと耳に挟んだところでは・・・
先に挙げた事例の出典を明確にする議員さんとは大違いです。
一般質問を行ったという事実、それも時間いっぱいまで引っ張りたいだけに見えました。
必要な回答を町から引き出すことが大事であって、時間いっぱいに粘ることに何の価値もありません。
4月の統一地方選挙を前に、ぜひみなさんには配信でこの一般質問をご覧になることをお勧めします。
※2023年3月12日時点では、まだ3月議会の様子はアップされていません。
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