ポテンシャルをパフォーマンスに
- sumioyamashita2847
- 2023年7月8日
- 読了時間: 3分
さて、少し間が空きましたが一般質問について続きを書きます。
私と同じく6月議会で初の一般質問に臨んだのは同期の初当選組のほか、山神町長も同じでした。
山神町長はたいへんな勉強家です。
2019年、最初の選挙に挑む前も明治大学公共政策大学院で相当に勉強し、またその間自腹であちこちに視察や被災地のボランティアに行かれました。
単に知識を入れるだけで満足せず、自らの目で確認し、体験することで政治家としての自身の血肉にする思いだったのでしょう。
一敗地にまみれた後は、外資系の銀行で再び金融マンとして活躍し、再度町長に挑むことを決断した後は東洋大学大学院公民連携専攻で学んでおられます。
ここを率いる根本教授は、秦野市の公共施設再配置計画検討委員会の委員長を務められた方であり、こうした選択にも山神町長の考えが表れていると思います。
私は自分の一般質問に関して裏付けを取ったり、経緯を調べたり、再質問をするための知識の補強に時間を取られました。
しかし、町長は11人の議員からの質問を受ける立場であり、その分の準備が必要です。
私とはベースが違うとは言えたいへんなことは想像に難くありませんが、しっかりと自身言葉で答えておられました。
いかにも山神町長らしい向き合い方だと思いました。
もう一点山神町長らしいと思ったのは、いくつかの質問に対して、自分の考えはあるが最終的には町民のみなさんの意見をうかがって・・・という言葉が出てきた時です。
独断専行よりもしっかりと周りの意見を聞いてからということでしょう。
しかし、と私は敢えて言いたい。
山神町長、現在の社会課題についてあなたほど勉強している人を私は知りません。
様々なアイデアや解決策の実例も見て、開成町ならどうするか何度もシミュレートされていることと思います。
ぜひ、私の考え、イメージするもの、やりたいことはこうだ!と先にアピールしてください。
そのうえでそこについてどう思うかの意見を募ればいいと思います!
今夜何が食べたい?と訊かれたときに、人はこれまで食べたものの中から答えます。
まったく食べたことも見たこともないものを想像してこんな料理が食べたいというのは至難の業です。(そんなことができたら創作料理化になれます)
それと同じで、まずは山神町長がイメージしているものがあるなら、そのアイデアを披露して地域住民の目をカッと見開かせてほしいです。
そうすれば一層活発な意見交換ができると思います。
斯くいう私も次回の一般質問では、思わず山神町長が熱くなるような議論を吹っ掛けられるようもっともっと勉強しておきます。
Comentarios